「そこにあったすべての音が、素晴らしかった。」
『Elevator Music』に来ていた観客の言葉
「私はその音に時折笑いをこらえることができなかった。そして同時に心の中に何かが込
み上げてきたのを感じた、それは『飛びたいという欲求』だった。」
『Insects Concert』を聞いた生物学者・ミダス・デッカース氏の言葉
「私はジェネティック•クワイヤーの曲を全て聴いてきた。彼らは進化し続けるヴォーカ
ルマシーンだ。」 ウェブに寄せられた視聴者からの言葉
ジェネティック・クワイヤーは,事前にどんな音楽にするかを決めずに歌うヴォーカル・
アンサンブルです。 日々、自分自身が音を奏でる楽器として、また共に即興的に音楽を
作り出すためにトレーニングを積んでいます。
ジェネティック・クワイヤーの作曲とは,一見関係のないものの中に美と意味を見出すこ
と。それは増殖し、突然変異する遺伝子、あるいは臨界点に達した後にお互いにシンクロ
する発信回路のようなものです。
私たちは、パフォーマンス空間、観客、そこで偶然発生した物音や、匂いといった、その
場にしかないものから音を作り始めます。それは心に響く、予測のつかない音楽です。今
この時に耳を澄まし,まだ見ぬ音楽を作り上げるのです。